ネタバレあり そして父になるを観ました

本日そして父になるを観ました。安い方がいいのでレイトショーに。

 
この作品は、カンヌ国際映画祭で賞をとっており、CMも多くやっていて気になっていました。それに、泣ける映画ぽかったので、、、ストレス発散のためにw
 
で、近くの映画館へ。21時45分上映です。そんなに遅く映画を観ることはほとんどないのですが、まぁ結構人の入りはいいのかなという印象。
男3人で来ていた奴がいたけどそんな映画なのかという疑問を持ちつつ上映時間に、、、
 
 
この作品は、福山雅治主演の幼児の取り違いを題材にした映画です。
「野々宮良多(福山雅治)と妻みどり(尾野真千子)の間には6歳になる一人息子慶多(二宮慶多)がおり、家族は幸せな日々を過ごしていた。 ある日、慶多を出産した病院から「重要なお知らせがある。」と呼び出される。 出生時、ナース(中村ゆり)の悪意により子供の取り違いが起き、慶多が実の息子では無いというのだ。 ショックを受ける良多とみどりだが、取り違えられたもう一組の夫婦、斉木雄大(リリー・フランキー)ゆかり(真木よう子)と対面した良多とみどりは、 病院の提案で実の息子である琉晴(黄升炫)と慶多を交換することを前提に話を進めていく。 6年間愛してきた他人の子供と、血の繋がった実の息子。 子供を交換するのか?このまま育てるのか?良多達は葛藤していく。 」(wikipediaより) 
 
観た感想は「面白い」かったです。そして、とても考えさせられる映画でした。
私は、子供がいませんがもしもこのようなことが起きた場合どのような行動をとってしまうのだろうか、、、
 
印象に残ったシーンは、重要なお知らせがあると病院から呼び出されDNA検査をうけることとなり検査の結果生物学的な親ではないと判断されてしまいます。そして、車の中で良太が「やっぱりな、、、」というシーンは印象に残りました。あとで、そのことに対してみどりに言われるのですが、自分の血を引いてるのにこんな出来損ないが、、、と思っていたのでしょうか。言ってはいけないことを言ってしまった感じの衝撃的なシーンでした。
 
また、2人の子供を交換し、育てていきます。良太は、琉晴に「お父さん」と言わせるようにし、どんどん生活に馴染んで行ってるように見えます。アクティブな琉晴のために家でキャンプの前ごとをします。テントをはりプラネタリウムで演出します。そして、流れ星が流れた!と言いながらみんなで願い事をするんですが、琉晴の願い事は「パパ(斉木雄大)とママ(ゆかり)に会いたい、、、」というものでした。どんなに仲良くやれていたと思っていても琉晴にとって本当のパパとママは違うってことですね。
 
ちなみに、斉木雄大宅電器店で大きくTSUTAYAと書かれているのですが、前橋にあるそうです。圧倒的な存在感で、風呂場のシーンがあるのですが、実際にTSUTAYAで撮影されたそうです。
 
本当に考えさせるし、泣く映画でした。血で選ぶのか、6年間の愛してきた他人の子供を選ぶのか。みなさんはどちらですか??